クレジットカードが使えない状態:金融ブラック
僕はネットワークビジネスを2社で約3年間やり、
そのうち1社目で買込みをしていて、支払いが滞ったため、クレジットカードが使えなくなりました。
※クレジットカードの返済が滞り、使えなくなる状態を「金融ブラック」と呼びます。
具体的にどんな状態だったかというと、借金は200万まで膨れ上がり、クレジットカード6枚全てが限度額いっぱいになりました、、、
当時はなんとかなるだろうという精神だったので、正直全く危機感がありませんでした。
「金融ブラック」という状態になると、自分ができることに制限がかかります。
「金融ブラック」の状態だと、ローンが組めない
金融ブラックの状態になると、その履歴がCIC(credit information center)に残ります。
ローンを組むときは、まず銀行などのお金を貸し出す金融機関がCICから信用情報の履歴を取ります。ローンを組みたい人に関して、過去にどういった支払い履歴があるかなどの信用情報を確認することで、この人にお金を貸して良いか判断しています。
そのため、この信用情報に「支払いが滞った」や「支払いせずにカードの契約が打ち切りになっている」などの履歴が残っている場合、信用がないためお金を貸し出すのは危ないと判断し、ローンは組めないという流れになります。
具体的には、
・住宅ローン
・ショッピングローン
・新規クレジットカードの作成
ができなくなります。私は実際に体験済みです。。
信用がないので、お金を貸すことはできない。当たり前ですね。。
「ブラック」×「借金」→各種債務整理を活用?
借金は返していく上で、金融ブラック状態ですと、各種債務整理を使うことによるデメリットが小さいので、うまく活用した方が良いケースもあります。
債務整理による大きなデメリットの1つは、5年〜7年の間、ローンが組めなくなることです。その点、金融ブラックの方はすでにローンが組めないので関係ありません。
債務整理によって、利子が抑えられるので、負担が大幅に減ることがあります。
◆具体例:借金200万を返済する場合
債務整理なしの場合:
年利15%の場合は、毎月47579円を60か月かけて返済。つまり5年で返済できます。この場合、利息でかかる分は854740円です。
債務整理によって利息がなしで返済する場合:
毎月47579円返済すると、約43か月で返済。3年7か月で済みます。
差としては約1年半あるので、かなり大きな違いがあります。最初の1年半は利息だけを返しているといっても過言ではないです。
また、金融ブラックの場合、返済している期間に他からお金を借りることはほぼ厳しいので、結局5年以上はお金を借りられないでしょう。
私はブラック状態にも関わらず、通常通り返済したので、この事をもっと早く知っておけば、、、と思いました。
とはいえ、
・住宅などの資産を持っている
・収入が多いので自力で返せる
場合など、どんな状況でも各種債務整理が良いと一概には言えないので、
専門の方に相談してみるのも一つの手かもしれません。
「人生において無駄なことはない」というのが私の考えではありますが、
同じ道を行くのであれば、知識によって少しでもショートカットをして、
自分の本当にやりたいことが時間を費やせるようにお手伝いできれば
と思っています。
ぜひこの記事で、少しでも借金解決の力になれれば本望です。
私の「借金200万円返済」の実体験も含めたプロフィールは以下になりますので、もしよろしければご覧ください。